フラワーショップ、お花屋さんで、廃棄される予定の花はもらえるのでしょうか?
売れ残ってしまったという理由に限らず、イベントで華やかさを演出した後の短い役目を終えた花。
行事やお祝い事も自粛で使われることがなかった花。
規格外として、流通に乗らなかった花。
廃棄されてしまうのなら、もらうことはできないかしらと考える人もいると思います。
だって、花として、まだ十分楽しめるのに、捨ててしまうなんてもったいないですよね。
ロスフラワーの問題に、なんとかしようという動きが増えてきました、
実際、通販サイトで購入することができます。
ご存知でしたか?
花の定期便(サブスク)でも、ロスフラワーを取り入れているところもあります。
そこで、おすすめの通販サイトを紹介していますので、チェックしてみてください。
花屋さんで廃棄される花はもらえるのか?
花が一輪あるだけでも、なんだか心が安らぎませんか?
枯れてもいない花を処分しなければならないなんて、もったいない!というか残念です。
まだ飾って楽しめそうなら、捨てるのには忍びない花。
廃棄するのなら、もらうことはできないのでしょうか…。
譲ってもらえなくても、安く買い取ることはできないでしょうか…。
そんな思いを描いた人が、Yahoo!知恵袋で質問していました。
回答した人は、花屋で働いていた人のようでしたが、廃棄される花はもらうのは難しいようです。
“もらう”のは難しい
花屋さん側にメリットがないからです。
廃棄になるのがいつかわかりませんし、その都度連絡を取るのも手間でしかありません。
譲るために取っておくならその場所も必要になります。
また、売れ残りがあることを知られたくない店舗もあるでしょうし。
万が一、何かクレームや悪評に繋がるかもしれません。
安く買い取るというのも、店側には嬉しいことでもありません。
買うなら正規の価格でお願いしたいはずです。
お店としてもロスフラワーはできるだけ出したくないので、残りそうな花は、ミニブーケにして販売したりして工夫しています。
花屋さんで廃棄される花をもらうのは難しいと言えます。
廃棄される花「ロスフラワー」とは?
ロスフラワーとは、まだ美しい状態の花でありながら、様々な理由で廃棄される、または廃棄される予定の花を指します。例えば、市場の流通において規格外と判定された花、需要が予測を超えて多く生産された花、または短期間の用途(例:式場などのイベント)で使用され役目を終えた花などがロスフラワーとして挙げられます。
花業界の流通経路を見ると、生産者や花農家が生産した花は、農協や卸業者を通じて生花店や他の小売業者に販売されます。しかし、品質やサイズの規格に合わない、イベントの減少や売れ残りなどの理由で、これらの花は消費者の手に届く前に廃棄される場合があります。
一部の情報によると、仕入れた量の30〜40%が廃棄されると言われています。これは、非常に多くの花がロスとして捨てられていることを意味します。ロスフラワーの問題は、サステナビリティや環境問題として注目されており、多くの取り組みが行われていることも確認できます。
花のロスが生まれてしまう理由
花のロスが生まれてしまう理由には、いくつかの理由があります。
- 規格外の花: 花は品質やサイズなどの基準に従って出荷されますが、これらの基準から外れると、市場や花屋で売れ残り、最終的に廃棄されることがあります。
- 過剰生産: 予想以上の数量が生産されると、供給が需要を超え、廃棄されるリスクが高まります。
- 出荷中の損傷: トランスポート中に花が傷ついたり、適切な環境での保存が行われなかったために品質が低下することもあります。
- 短い販売期間: 花は生鮮食品と同様に、鮮度が非常に重要です。一定の期間が過ぎると、花は鮮度を失い、商業的な価値が低下します。これが原因で花屋などで売れ残り、廃棄されることがあります。
- 季節やイベントの影響: 一定の時期やイベントに合わせて需要が高まる花もありますが、それが終わると突如として需要が低下します。
これらの理由により、花は生産から消費者の手に渡るまでの過程で多くのロスが生じています。しかし、近年ではこの問題に取り組む動きも見られ、フラワーロスを減少させるための様々な取り組みが行われています。
花屋さんで廃棄される花(ロスフラワー)を購入できる通販サイト
花屋さんで廃棄される花(ロスフラワー)は、もらうことは難しいです。
でも、購入することはできます。
店頭で販売しているところは、あなたの住む近くにあればいいのですが、全国的に見ても数はとても少ないです。
なので、ロスフラワーを購入するなら通販サイトがおすすめです。
通販なら、購入するのに時間も場所も気にする必要はありませんからね。
販売するコンセプトは2つに分かれています。
1つは、花のロスを、初めから出さない仕組みで運営している。
もう1つは、ロスフラワーを販売している。
どちらもロスフラワーを減らしたいのは同じです。
おすすめのサイトを紹介していますので、チェックしてみてください。
FLOWER|ロスレスブーケ
FLOWER|ロスレスブーケは、オンライン限定の売り切りタイプ。
売り切りなので、花のロスを産まない仕組みで運営されています。
新作のブーケは毎日販売されていますが、限定数なので、早く売り切れてしまいます。
売れ残りが出ないので、ボリュームタップリなのに、手に取り安い価格なのがポイント!
注文はアプリでポチるだけ。
自分が欲しいと思ったタイミングで、気になったブーケを選ぶだけです。
・送料込みで(税込2,200円)〜。
・ポストに届く定期便は(税込880円)〜+送料(税込396円)
LIFFT
LIFFTは、花の読み物「ジャーナル」がついていて、花のケアや飾り方、コラムなどが掲載されていて、飾るだけじゃない楽しみ方ができる花の定期便です。
信頼のおける提携農園から注文分のみ採花し、新鮮な状態で届きます。
注文分のみ採花するためフラワーロスも発生しない仕組みです。
ハイセンスなお花の組み合わせやデザインが、多くの人に評価されています。
ギフトチケットで、お礼や、お祝いに花を贈ることもできます。
・スタンダードプラン/花瓶セットプラン/コーヒー豆セットプラン
・ライトプラン新登場!1,480円/回(送料・税込)
bloomee
bloomeeは、日本初のポストに届くお花の定期便です。
定期的にお花が届くサブスクサービスとして、必要な分だけ仕入れて、売れ残しなどのロスを最小限に抑えるようにしています。
花の新基準として、ブルーミー規格を設けています。
茎の長さが短いものや、茎に折れがあるもの。
これまでは、規格外と判断され、流通できなかった花を、適正価格で買い付けし活用しています。
ギフトにも対応しています。
・レギュラープラン/リッチプラン
・体験プラン(1ヶ月継続)なら、550円/回(+送料275円)
タスハナ
タスハナは、低価格でポスト投函される、気軽に始められる花の定期便です。
タスハナのお花は、色や形が揃っていない規格外のものや、まだ売り出されていない試作品種など、美しく新鮮なのに行き先を失ってしまった花々を活かしています。
梱包も、地球にやさしい自然由来の資材を活用しています。
タスハナで花を買って飾ることが、日本の花の生産者をはじめ、花に関わる人たちの支援にもなっています。
・+act for flowers/+live for flowers
Hito Hana
Hito Hana(ヒトハナ)は、自分好みにカスタマイズできる花の定期便です。
色(カラー)・ボリューム(本数)・お届け頻度
ライフスタイルに合わせて、高品質な花を楽しむことができます。
お花の定期便 フレッシュロスフラワーがあります。
SDGsの取り組みの一貫として、制作時点で発生したロスフラワーをお得に提供する取り組みがあります。
仕入れ時点で発生するロット余りや、制作上で出てしまった端数の花材など、まだ十分に使える花材を提供します。
ただ、ロスが見込まれる週のみの販売になります。
ロスフラワー 優先案内があるので、登録しておくと便利です。
まとめ
花屋さんの廃棄される花は、もらうことは難しいことがわかりましたね。
欲しいと思う人は、ロスフラワーとして販売しているところから購入しましょう。
おすすめするのは通販サイト。
花のロスを出さない仕組みで取り組んでいるところや、ロスフラワーをできるだけ少なくする仕組みを取り入れているところもあります。
花は心理的にも有効であることがわかっています。
花は一度で長く飾っておけるものではなく、継続して飾るもの。
花の定期便なら、手軽にはじめられますし、支援にも繋がります。
花のある暮らしを始めてみませんか?
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