シングルベッドとダブルベッド、いっそくっつけて“家族みんなで広々”寝られたら…そう思ったことはありませんか？
でも、実際のサイズ感や、部屋にちゃんと収まるのか、寝心地はどうなのか…いろいろ気になりますよね。
子どもと一緒に寝たい、ゆったり眠りたい、スペースを有効活用したい――そんな方に役立つ情報をまとめました！
そこで、今回はダブルベッドとシングルベッドをくっつける方法とサイズ・設置例について紹介します！
- ダブル＋シングルの連結時サイズ（幅・長さ・高さ）一覧
- 家族で寝る時のメリット・使いづらいと感じる点
- 6畳・8畳・10畳の部屋でのベッド設置レイアウト
ダブルベッドとシングルベッドをくっつけるサイズ
ダブルベッドとシングルベッドを並べると、横幅は約180cmになります。
長さは基本的に195cm前後が一般的です。
サイズを理解してから、設置を考えるのが安心です。
くっつけた時のサイズ感は以下の通り。
くっつけサイズ早見表：幅・長さ・高さを一覧で確認
市販ベッドのサイズ規格をまず確認しておきます。
横幅は以下の通りです。
- シングル：100cm
- セミダブル：120cm
- ダブル：140cm
- クイーン：160cm
長さはほとんどのメーカーで195cmが基本です。
高さは約20cm〜45cm（マットレスの種類によります）
ダブルベッドとシングルベッドをくっつけると、全体の横幅は目安240cmになります。
たとえば「夫婦＋子ども1人」で寝る場合、ダブル＋シングルなら横並びに寝ても余裕があります。
一方、部屋の広さや動線も考えて設置しないと圧迫感が出ます。
サイズはメーカーによって±2〜3cmの誤差があるので、部屋に置くとどれくらい場所をとるのか、購入前に確認しましょう。
ダブル＋シングル以外の組み合わせ例
「ダブル＋シングル」以外にも組み合わせはさまざまです。
寝る人数やスペースに応じて、最適な構成を選ぶのが快眠への近道です。
| 組み合わせ | 合計サイズ（幅 × 長さ） | 特徴・用途 |
|---|---|---|
| シングル＋シングル | 約200cm × 195cm | ツインベッドとして人気。完全に分けて寝たい夫婦向け |
| セミダブル＋シングル | 約220cm × 195cm | 夫婦＋子ども1人で寝るのにちょうど良い |
| セミダブル＋セミダブル | 約220cm × 195cm | とにかく広く寝たい人向け。6畳では圧迫感あり |
| ダブル＋シングル | 約240cm × 195cm | 小さなお子さんと3人で寝たい家庭におすすめ |
| セミダブル＋ダブル | 約260cm × 195cm | 将来的に子どもと一緒に寝る家庭にも対応可能 |
| クイーン＋シングル | 約260cm × 195cm | 3人家族でも快適。8〜10畳以上の広さ推奨 |
| ダブル＋ダブル | 約280cm × 195cm | 圧倒的な広さ。ホテルライクな寝室を作りたい方向け |
ベッド幅はメーカーやモデルによって数cm前後しますが、上記を目安に、お部屋の広さや目的に合った組み合わせを検討してみてください。
- シングル×2台：200cmでバランス◎
- セミダブル＋シングル：220cmで子ども1人に最適
- ダブル×2台：280cmで超ゆったり
- クイーン＋シングル：260cmで4人家族もOK
- セミシングル×3台：80✖️80✖️80幅240cmで均等に
たとえば「寝返りをよく打つパパ・ママ＋赤ちゃん」の場合、セミダブル＋シングルが快適です。
小学生までの子どもなら、2台連結で一緒に眠れる広さがあります。
年齢や体格に応じて、最適なサイズを検討してください。
ベッド2台をくっつける連結のメリットとデメリット
ベッド2台をくっつけて使うと、広さという見た目以上に快適さが増します。
でも、隙間や段差などのリスクもあるので注意が必要です。
メリット・デメリットを整理するとこうなります。
メリット：子どもと一緒に寝られる・広々快適
ダブルとシングルを連結すると、家族みんなで同じベッドで寝ることができます。
寝返りや布団の取り合いも減り、快適な睡眠時間が実現できます。
- 川の字で寝られる安心感
- 赤ちゃんの夜泣き対応がしやすい
- それぞれのマットレスで眠れる
- 来客時にも対応しやすい
- 将来的に分割して使える
例えば、夫婦＋小学生の子どもが1人で寝る場合、ダブルとシングルをくっつければ広さにゆとりが出ます。
赤ちゃん期には、隣で添い寝ができるので安心です。
ママが授乳で夜中に起きる時も、子どもを起こさずにすみます。
それぞれのマットレスが独立しているので、寝心地の好みも合わせやすいです。
ライフステージの変化に合わせて分けても使えるのも大きな利点です。
家族で寝る環境を柔軟に作りたいなら、ダブルとシングルをくっつけるのはとても魅力的です。
デメリット：隙間・ズレ・寝心地の不安
一方で、ベッドを2台くっつけると「隙間」や「ズレ」が発生しやすくなります。
とくに子どもが中央に寝る場合、間に落ち込むリスクがあるため注意が必要です。
- マットレス間の隙間が気になる
- ズレて段差ができる
- 寝返りで揺れが伝わる
- 隙間パッドがずれる
- 掃除が面倒になる
たとえば真ん中に寝ている子どもはマットレスのスキマが気になるかもしれません。
しっかりとパッドやバンドで固定しないと、ズレが生じることもあります。
さらに、ベッド下の掃除がしにくくなるのも実際によくある悩みです。
快適さを保つには、定期的なメンテナンスと工夫が欠かせません。
リスクを把握した上で、適切な対策を取りましょう。
利用者の声：くっつけて使ってよかった？後悔した？
実際にベッドを連結して使っている家庭では、さまざまな感想があります。
口コミを参考にすることで、自分に合うかどうかの判断材料になります。
- 「子どもと並んで寝られるのが嬉しい」
- 「寝返りしても狭くないのが最高」
- 「ズレ防止グッズを買えば問題ない」
- 「隙間が少し気になる」
- 「掃除の手間は増えたけど快適さには代えられない」
30代の共働き夫婦は「子どもと一緒に寝られる安心感」が最大のメリットと感じています。
寝室が8畳以上なら、くっつけてもゆとりを持って使えるという声もありました。
ただ、掃除のしづらさや、隙間の不快感を訴える声も少なくありません。
実際の利用者の意見をもとに、自分たちの暮らしに合うか考えてみましょう。
使い方の工夫次第で、後悔のない選択ができます。
広さは魅力！でも隙間対策がカギです！
ダブルとシングルをくっつけるのに必要な部屋の広さとレイアウト例
ベッドを2台並べる場合、部屋の広さに対する設置バランスがとても大切です。
特に通路や収納スペースを考慮しないと、圧迫感のある寝室になってしまいます。
具体的な目安や工夫を以下にまとめました。
理想のレイアウトで、寝室全体を快適に整えましょう。
6畳・8畳・10畳で使える？必要スペースの目安
ダブル＋シングルのベッドをくっつけると、横幅約240cm・長さ195cmが必要です。
ベッド以外のスペースも確保するには、8畳以上が理想です。
- 6畳：やや狭い、工夫すれば設置可能
- 8畳：ベッド＋家具も置ける広さ
- 10畳：動線・収納も余裕あり
- 最低必要幅：壁〜壁で270cm以上
- 最低必要奥行き：220cm以上
6畳の部屋は、ベッドをくっつけて置くにはややタイトなサイズですが、ドアの位置や窓の配置によっては設置が可能です。
寝室をベッド中心で使うなら、壁際に寄せることで動線も確保できます。
例えば、シングルベッドを壁に寄せてL字型に配置することで、中央に通路を確保できます。
部屋が縦長の場合は、ベッドを横一列に並べてもドアや窓をふさがずに済みます。
収納家具を減らす、照明を天井に統一するなどの工夫で、視覚的な広さも保てます。
6畳でも、配置を工夫すればベッド2台は十分に置けます。
ベッド以外の家具を最小限にすることがポイント
部屋の広さだけでなく、空間の使い方全体を見直しましょう。
- ベッドは短辺側を壁に寄せる
- 通路は片側30〜50cm確保
- ベッド下収納を活用する
- ドア開閉スペースを優先する
- 背の低い家具で圧迫感を軽減
ドア・収納・通路を考慮したベッド配置のコツ
ベッド2台をくっつけると、それだけで部屋の大半を占めます。
だからこそ「通路」「収納」「ドア開閉」の確保が重要です。
- ベッドの左右に50cm以上の通路確保
- クローゼット前は80cm以上あける
- ドア開閉に干渉しない位置へ
- ヘッド側を壁にぴったりつける
- 片側に家具を集中させると動線◎
たとえば右側にドアがある寝室では、ベッドを左側の壁に寄せるとスペースにゆとりができます。
家具はできるだけ片側にまとめ、出入り口周辺は広めに保つのがポイントです。
寝室内の導線は、朝晩の身支度をスムーズにするためにも重要です。
生活動線を意識して配置すれば、快適な空間になります。
家族構成別のおすすめレイアウトパターン
家族の人数や暮らし方によって、ベッドの理想的な配置は変わります。
パターン別におすすめのレイアウトを紹介します。
- 夫婦＋子ども1人：ダブル＋シングルで横並び
- 夫婦2人：シングル×2台で独立快眠
- 子どもとママ：セミダブル＋シングル
- 4人家族：セミシングル×3台横並び
- 独身ゆったり派：クイーンベッド単体
たとえば、夜泣きの多い子どもがいる家庭では、ママが子どもの隣に寝られる配置が安心です。
パパは少し離れてシングルで寝るなど、睡眠の質を確保しやすい工夫もできます。
兄弟がいる家庭では、将来的に分けて使えるセミシングル3台もおすすめです。
ベッドの買い替え時やリフォーム時に合わせて、ライフスタイルに沿った配置を見直しましょう。
空間の活用次第で、寝室はもっと快適に変えられます。
8畳以上なら、自由なレイアウトが楽しめます！
特に6畳の部屋は、ベッドをくっつけて置くにはややタイトなサイズです。
設置する際は、ベッド以外の家具を最小限にすることがポイントです。
- ベッドは短辺側を壁に寄せる
- 通路は片側30〜50cm確保
- ベッド下収納を活用する
- ドア開閉スペースを優先する
- 背の低い家具で圧迫感を軽減
例えば、シングルベッドを壁に寄せてL字型に配置することで、中央に通路を確保できます。
部屋が縦長の場合は、ベッドを横一列に並べてもドアや窓をふさがずに済みます。
収納家具を減らす、照明を天井に統一するなどの工夫で、視覚的な広さも保てます。
6畳でも、配置を工夫すればベッド2台は十分に置けます。
ベッドをくっつけるとき不安を解決するチェックリスト
ベッドをくっつけて使うと、気になるのが「高さの違い」や「隙間」問題です。
さらに、シーツをどうするかも悩みどころですよね。
ここでは、3つのよくある不安とその対策をまとめました。
不安を解消して、より快適な寝室にしていきましょう。
高さが違うマットレスを揃えるには？
異なるメーカーやモデルを使うと、ベッドの高さがバラバラになりがちです。
高さのズレは寝心地や安全性にも影響するため、調整はとても大切です。
- 同じ厚さのマットレスを選ぶ
- ベッドフレームの脚を調整する
- 低い側にマットレスパッドを追加
- 脚なしマットレスを選ぶと揃えやすい
- 最終的には現物を測って微調整
シングルが少し高く、ダブルが低い場合、低い側にパッドを1枚追加するだけで高さが合います。
また、ベッドフレームの脚を取り外せるモデルなら、簡単に調整できます。
寝る人の重さで沈み具合が違うこともあるので、現物をチェックして対策しましょう。
見た目も揃うと、部屋全体がスッキリ見えます。
ちょっとの工夫で、ぐっすり眠れる寝室が完成します。
参考：段差をなくすためのに、マットレストッパーを敷いて高さを合わせる
隙間パッド・連結バンドの選び方と使い方
2台のベッドをくっつけた時、隙間を埋めるには専用アイテムが便利です。
ズレや落ち込みを防ぐことで、寝心地がぐっと良くなります。
- 隙間パッドは厚み5cm以上がおすすめ
- 低反発タイプは体にフィットする
- 連結バンドはマットレスをしっかり固定
- ゴム製よりベルト式の方がズレにくい
- パッド＋バンドの併用が効果的
真ん中に子どもが寝る場合は、厚めの隙間パッドを使って段差をなくしましょう。
その上から敷パッドや一体型シーツをかければ、段差はほとんど感じません。
連結バンドでマットレス全体を一体化させることで、寝返りでもズレません。
設置も簡単で、掃除や寝具の交換もスムーズです。
使う人の動きに合わせた調整が、快眠への近道になります。
参考：すきまパッド ＋ マットレスバンド セット 【 洗える カバー 付き 】
一体型シーツvs個別カバー：どっちが快適？
マットレスが2つあると、シーツをどうするか悩みますよね。
一体型シーツと個別カバー、それぞれにメリットがあります。
- 一体型：段差・隙間が気にならない
- 一体型：見た目がスッキリ
- 個別カバー：洗濯や交換がラク
- 個別カバー：寝心地を分けられる
- 目的に応じて使い分けが◎
家族全員で寝ていて、見た目と段差が気になるなら一体型シーツがぴったりです。
片方だけ寝汗が多い、寝具の素材を変えたいときには個別カバーが便利です。
洗濯の頻度や肌触りの好みによって、両方を使い分ける家庭も増えています。
どちらが正解というより、暮らしに合う方法を選ぶのがポイントです。
快適な眠りをつくるには、小さなこだわりが大きな差になります。
まとめ ダブルベッドとシングルベッドをくっつける!連結サイズとメリット・デメリット
今回は、ダブルベッドとシングルベッドをくっつける際のサイズや注意点、レイアウトの工夫について紹介しました。
- ダブル＋シングルベッドの連結サイズは「幅180cm×長さ195cm」が目安
- 家族で広く快適に眠れる一方、隙間・ズレ・レイアウトに注意が必要
- 隙間パッドや連結バンドを使えば、快適性を保てる
- 部屋の広さ別のレイアウト例でイメージしやすい
お子さんと一緒に寝たい方や、ゆったりとした寝心地を求める方にとって、連結ベッドは非常に実用的です。
配置やアイテムを工夫すれば、快適な連結ベッド生活が実現できますね！
これからベッドの買い足しや配置を検討する方は、自分のライフスタイルに合った最適な形を見つけて、後悔のない選択をしてくださいね。