家具選びで喧嘩になる…攻略のコツ
先輩たちからヒントをもらおう!
新築した。
マンションを買った。
これから始まる新婚生活…などなど。
新しい暮らしに夢を広げているときに、あるあるなのが家具選びでもめて喧嘩になってしまうこと。
あれを置いて、ここはこうして…なんて、楽しく想像していたのに、意見が合わずモヤモヤして、喧嘩になってしまうなんて本当に残念な気持ちになります。
とりわけ多いのが、旦那とインテリアの趣味が合わない!
話し合わなきゃってわかっていても、どんな風に話していけばいいのか難しいですよね?
同じ悩みを持った方のたくさんの経験談から、交渉の仕方、考え方などを紹介します。
インテリアで夫婦喧嘩のパターンを見てみよう!
インテリアの趣味が合わず、もめて喧嘩になるといっても、いくつかタイプがあります。
旦那さまがこだわりのないタイプで、家具やインテリア選びをあなたにお任せしてくれる場合スムーズに進みそうですが、思わぬ落とし穴があることがあります。
反対に、旦那さまがこだわりの強いタイプですと、衝突するのは目に見えています。
もし、家具・インテリアの購入費用は全部、旦那さま持ちで、特に俺が出してる感が強いとあなたが折れるしかない状況ですが、こだわりがある同志ですから、じっくり話し合い妥協点を探していかなければなりません。
どうやって交渉していくのか。
同じ悩みを通過してきた先輩たちの経験談はヒントになることがあると思います。
旦那さまにインテリアの趣味が特になくてもスムーズにいかないことがある。
家具やインテリアに興味がないけど…。
「インテリアのことはよくわからないから君に任せるよ」
そう言ってくれる旦那さまの場合は、おしゃれな部屋を目指してGO!GO!です。
インテリアが好きなあなたにとって、思い描いていたままを形にしていくのは楽しい作業です。
部屋作りも順調にいくはずなのですが、旦那さまの行動に、待った!をかけられることがあります。
部屋のテイストに合わないものを置く。
北欧風にまとめていたリビングに、取引先からもらったカレンダー(ザ・和風)を飾る…とかね。
ちょっと便利かなと思って買ったものなど、とにかく部屋の統一感なんて気にせずに置いてしまうから困りもの。
インテリアにこだわって部屋作りをしていたあなたからすれば、なんでそんなことするの?って思うはず。
次第にイライラして、強い言葉で拒否してしまって、旦那さまがすねたり喧嘩になったり…。
でもそれは仕方のないことなのです。
だって、よくわからないから。
もらったから、好きだから、便利だと思ったから置いただけで、それが部屋のテイストに合っているかどうかなんてわからないのです。
これは、家具やインテリアを揃えることを面倒臭いと考えている場合にも当てはまります。
お店に見に行っても、店員さんとの会話に参加せずにソファに座ってスマホをいじっているという旦那さま。いませんか?
部屋のテイストに合わせてインテリアを選んだりバランスを考えたりすることが面倒だと感じているのです。
面倒だから任せる。
自分から積極的にあれこれ考えるのが面倒だから任せているだけで、実は好みがあったりするからこちらの場合も困りもの。
あなたからしてみれば、任せてくれるって言ったのに…となってしまいます。
旦那さまの好みを家具・インテリア選びにさりげなく取り入れよう。
インテリアのことはよくわからない。
でも自分で考えることが面倒という場合、受け身なだけなので、あなたの選んだものに横から口を挟んでくる可能性があります。
「こっちの方がいいんじゃない?」といった風にね。
あとからいろいろ言われるのって煩わしいものです。
でも本人に自覚なし。
そこで、言われないように先回り。
普段から旦那さまの好みをチェックしておこう。
身につけるもの、選ぶもの。
きっと好みはあるはず。
家具・インテリアを選ぶときに、さりげなく取り入れるようにしてみよう。
あなたが選んだものに自分の好きな感じが見て取れると、もともと考えるのが面倒だと思っているので、それなりに満足します。
仕方がないなぁと広い心を持とう。
部屋をおしゃれにするためには家具・インテリアの統一感が大事です。
でも、ひとりで暮らす部屋ではなく、ふたりで考える部屋なので、統一感でガチガチに固めてしまうより、少し違うくらいを楽しむラフな気持ちでいることをおすすめします。
基本は〇〇テイストだけど、+αの要素が加わって、それはそれであなたたちらしいお部屋になります。
インテリアのテイストにもmixスタイルがあり、掛け合わせる楽しさがあります。
まぁ、これどうするの?ってものもあるかもしれませんが、決定権のあるあなたが、広い心を持って上手く取り入れてあげましょう。
家に長い時間いるのは女性の方だから、ちょっとずつ変えていけばいい。という意見は、ギクシャクしない程度に自己責任で。
旦那さまもインテリアにこだわりが強くある場合、もめて喧嘩になってもじっくり話そう。
家具選びにこだわり強過ぎて喧嘩になる。
家具やインテリアへのこだわり。
旦那さまにも理想が強くある場合は、意見が対立してしまうのは仕方がありません。
ブライダル関係のスタッフも「はいはい、二人で話し合って決めてください(笑)」と手慣れた様子で対応するくらい、あるあるな話。
新しい生活。まして、マイホームだとしたら、話し合って楽しいお部屋作りがしたいですよね。
でもなかには、
まったく話を聞いてくれない。
勝手に決めてしまう。
という旦那さまも…。
話し合いにもならないって、悲しいです。
これから住むお部屋なのに…。
心折れずに、もめて喧嘩になっても、話し合い、もとい交渉しましょう。
「部屋の担当を決める」が多数意見。それでもこだわって、ゆずらないこともある。
部屋のインテリアへのこだわりが旦那さまにも強くある場合、部屋ごとに担当を決めるというのが多数意見です。
リビング、ダイニング、寝室、子供部屋といったお部屋別に、どちらが主導で決めていくかを分けるというのが丸くおさまりやすいです。
一般的にキッチンに立つのは女性の方が多いので、ダイニングを受け持つことが多いです。好みのインテリアに囲まれた空間でお料理できると楽しいですよね。
ところが。
トータルにコーディネートすることに強くこだわって、ダイニングだけでも…という希望を却下する旦那さまもいるとか。
キッチンボード。食器棚は、値段もそれなりにしますが、デザイン性だけではなく、使いやすさも合わせてそれだけの価値があります。
価格が高いからという理由だけでダメだと言う旦那さま。
「じゃぁ、料理はあなたが作って!」
言いたくなる気持ち、わかります。
キッチンを利用する人の意見が優先されるべき。だから自信を持って交渉しよう。
第3者の目から見ても、いつも使う人が使いやすいものを選ぶべきだというのは、納得できる意見です。
不満だらけのキッチンボード(食器棚)だったら、愛着も持てませんし、掃除も面倒に感じてしまいませんか?
たとえ、色を妥協することになっても、欲しいと思ったキッチンボード(食器棚)は、なぜそれがいいのか、どこが使いやすいのかをしっかり説明しましょう。
使わない人に使いやすさはわかりません。
扉・収納・引き出し・掃除のしやすさ・家電が置けるかなどなど、あなたのこだわりを”しっかり”プレゼンしましょう。
もめて喧嘩になる場合、売り言葉に買い言葉といった勢いで上手くいかないケースも多いので、一旦”落ち着いて”話し合うという姿勢が必要です。
また、要望を伝えるだけでなく、プレゼンの中に変化球を混ぜるのもおすすめです。
「気持ちよく料理がしたい」
「あなた(家族)のために美味しいものを作りたい」
頑なな気持ちが少しやわらいでくれれば話も通しやすくなるかもしれません。
これは交渉なのです。
リビングで過ごす時間が長い方が担当する。には、見落としやすいことがある。
部屋の担当を決めたとして、リビングは家族がくつろぐ部屋なので、好みが分かれていると難航します。例えば、
女性は、北欧系やナチュラルといった優しい感じ。
男性は、モノトーンでスタイリッシュな感じ。
…これでは対立しますね。
コンクリート打ちっ放しの壁。
高級感ある本革ソファー。
なんて、男性がかっこいいと思うのもすご〜くわかるのですけど..。
専業主婦はもちろん、子供がいる家庭の場合、日中もリビングで過ごす時間が長いのは一般的に女性だと思います。
好みではないテイストの部屋にいなければならないってストレスです。
リビングにいる時間が長い方が担当するべき。という意見が多いのもうなずけます。
もめて喧嘩になる場合、売り言葉に買い言葉といった勢いで上手くいかないケースも多いので、一旦”落ち着いて”話し合うという姿勢が必要です。
あなたが1日の長い時間、好みではないインテリアテイストのリビングで過ごすことになったらストレスを感じるように、
旦那さまも、仕事から帰ってきてリラックスするはずのリビングが、自分の好きなインテリアテイストではないとストレスに感じると思います。
どちらかの好みを反映させたとしたら、断念した方はずっと不満を抱えたままになってしまうということです。
あなたも旦那さまも。
旦那さまの主張が強くある場合の交渉のヒント
インテリアの好みのぶつかり合い。
これまでにもたくさんの人が、もめて喧嘩になることを経験してきています。
「うちはこうしたよ」というおはなしから交渉のヒントをもらいましょう。
お子様の存在をアピールする。
こどもって、こちらの想定外のことをしてしまいます。男性の場合、そういったことを見落としがちです。
お気に入りの家具に傷をつけたり、汚したり、シール貼ったり…。
そんなことになっても大丈夫?と確認しておく。
家具は長く使うものですから、質の良いものを選びたいですが、こどもがいる家庭は、傷をつけられても仕方がないとある程度のあきらめと、汚しても掃除しやすいものを選んだ方が無難です。
こどもがそういう時期を卒業したときに、良質の家具を購入するというのがベター。
メンテナンスはお任せする。
例えば本革のソファー。
保護クリームで手入れをしていないと、ひび割れや黒ずみ、色ハゲがおこってしまいます。
やるとなると結構重労働。
どうしてもと購入することになったらお任せする方向で。
例えば、カラーは黒が好きな旦那さま。
お風呂の壁も黒ってどうなの?
汚れが白く目立って掃除が大変です。
お風呂掃除担当、決定ですね。
飾るものではなく、使うものはメンテナンスが必要です。
かっこいい!だけではそれを維持していくのは大変だと気づいてもらいましょう。
一番おすすめ!さらなるインテリアの追求
インテリアテイストは、王道のものから流行のものまで案外種類が多いです。
また、これは◯◯テイスト、あっちは◯◯テイストと、きっちりと分けにくいものがあり割と曖昧です。
そこでおすすめは、さらなるインテリアの追求です。
例えば。
旦那さまが、モダンテイストが好きだと言っていたとして、よくよく話してみると、シャープなフォルムが好きだった、とか。
だったら、モダンテイストにこだわらず、シャープなフォルムの家具で、あなたも好きだと感じる家具を探してみると、お互い納得できるお部屋へ1歩前進です。
いつかどこかで目にしたインテリアの写真。
それが気に入って、自分の好みは◯◯テイストだとこだわりすぎずに見てみると、ふたりの好きが重なるモノが見つかる確率アップです。
あなたが、2、3点候補をピックアップし、旦那さまに決めてもらうのもいいですね。決定権があると気分も上がります。
ちょっと持ち上げておきましょう。
【要注意】もめて喧嘩になるとき、本当の気持ちが隠れているかもしれない。
家具選び、本当の気持ちが隠れているかも。
インテリアの好みが合わずもめて喧嘩になるとき、好みの問題だけではないことがあります。
あなたがとても気に入った家具があったとして、でも価格に納得できず聞き入れてくれない旦那さま。
それなら自分で買うからと言っても拒否されれば泣きたい気持ちにもなります。
そんなとき。
もしかすると、本当の気持ちが隠れているかもしれません。
値段が高いからと反対しているのではなく、本当は、将来のことを考えて、今は支出を抑えたいのかもしれません。
それならそう言えばいいのにと思うところですが、隠してしまうところが男性にはあります。
また、お金のことに限らず、旦那さまなりに考えていることがあったとしても、口下手ということもあります。
思い当たることはないでしょうか?
そして。
あなたの中にも、気づいていない本当の気持ちがあるかもしれません。
こちらの提案を受け入れることなく話を進めていく旦那さまに、つい投げやりになってしまった経験はありませんか?
自分の話を聞いてくれないのが嫌でイライラというより、まるで自分の存在を否定されているように感じて落ち込こんでいないでしょうか?
自分の意見が受け入れられないことよりも、もっとよく話したい、相談して欲しいと伝えてみること、やってみましょう。
喧嘩ではなく話し合うために、熱くなりすぎないように心がけましょう。
家具・インテリアを選ぶことになったとき、時間を作っておくことをおすすめします。
どれにするか、◯◯までに決めなければいけないとなると、気持ちに余裕がなくイラつきの元になります。
焦らずに十分話し合えるゆとりが欲しいですね。
家具・インテリア選びで絶対やるべきは予算決め。
家具やインテリアを購入することになったら、やって置くべきは予算を決めておくことです。
例えばソファーを買うことになったとき。
方や、たかがソファー
「ソファーはこれくらいでいいね」
方や、されどソファー
「いやいやソファーは重要でしょ」
価値観の差を埋めるのって難しい…。
あらかじめトラブルが予想されるので、最初にラインを引いておくのがもめて喧嘩にならない1番のコツです。
まとめ
家具・インテリア選びでもめて喧嘩になることは、あるあるな話です。
インテリアの好みの違い、購入するときの価値観の違い。全くないなんてことはそうありません。
少しでもストレス少なく、家具・インテリア選びを進めるために。
- まずは購入予算を決めておくべし。
- 決めなければならない日まで余裕をもつ。
- 心にもゆとりを持ってすぐカッとしない。
普段から、お店に行ったときや、雑誌やカタログを見たりしてふたりではなしをておくと、好みや考え方がわかるのでおすすめです。
インテリアにこだわりがない人もいれば強く持っている旦那さまもいます。
どちらかが我慢をするというよりは、お互いの意見を上手にmixして、ふたりテイストのお部屋を目指してください。